樹々は濡れて秋の色にーーきょうの散歩

先の台風がもたらした強い潮風で、ことしのハマではもう紅葉黄葉は望めぬものとあきらめていた。桜の葉はチリチリになって色が半ば変わったところで止まり、銀杏もまた吹き付けられた南側の葉先が醜く変色しているのだから。

雨降りは夕方からという予報だったのに、寝転がっていても仕方がないと正午過ぎに家を出るときには、もう降りはじめていた。

向かい側の日産スタジアムでは昨日今日とフリーマーケットという。何か乾物や野菜、またハムなどの掘り出し物があるか、この前のような安い青森ニンニクは出ていないかと出かけたものの、古着と雑貨ばかり。

かわいそうに、昼から雨とあっては、商売にならない。客は集まらず、売り物も濡れてしまうので、ほとんどが撤収中という有り様で、場所代はどうなるのか、儲けもないだろうと、他人事ながら気になってしまう。

東門から入ったものの、ろくに店が開いていないので、反対側の西門から出て小机の町に抜けようとしていたのに、気がつくと、さっき鳴っていた太鼓集団の音が聞こえる。反対側でも催し物があったのかと思ったが、景色が西門のそれではない。虚しくも一周巡っていた。なさけなや。

仕方なく家に戻るのだった。

とはいえ帰り道の公園で見られた樹木は、乾ききった葉が雨に湿り、好ましい色に変わってくれていた。塩害も気にならないほどに。これをもって本日の収穫ということにしよう。

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