フジテレビ「独身貴族」を観て――北川景子に会えた

「人は、判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、そして、記憶力の欠如によって再婚する」  アルマン・サラクルーによる(番組から)

拍手! まったく、結婚なんて、まっぴら御免。男と女が出会い、あれこれあって、けっきょく「結婚」したとしよう。はじめは、惚れた腫れたで目が曇っている。しかし、そのうちに「生活」が始まり、ナマの相手が見えてくると、そうはいかない。他人と暮らすことの覚悟ができるかどうか、それが運命の分かれ道になる。じつに、忍耐力がなければ結婚生活を続けることはできない。

「愛」などという、日本にはあるのかどうかわからないものは、はたして男と女をつなぎとめられるものだろうか。

主人公の一人、独身生活を謳歌する映画プロデュース会社の社長・守(草彅剛)は断言して憚らない。「誰かと生活するなんて苦行でしかない、だから僕には結婚は必要ない」。愛することと、共に生活することは両立しない。

そして余計なおせっかいだが、いちど離婚したら、再婚などせぬことだ。また別れるに決まっている。

では、長年連れ添っている夫婦、これを何と見るか。

――偉大なる妥協。小人には到底まねできるワザではない。いや、皮肉ではない。尊敬をこめて言っている。

 ***  ***  ***

さて、高崎の〔炉ばた焼きとり 縁〕での相客・Nさんに教えられて観たフジテレビ「独身貴族」第1回(10月10日)。北川景子のドラマ初見である。

冒頭、草彅が滔々と語る独身哲学は聴く者をしてうなずかせる説得力があり、庶民とは懸け離れた独身貴族生活は、TVミーハーとして気軽に単純に楽しめそうだ。

またラスト近く、北川景子(脚本家志望の春野ゆき)のセリフでは、映画の作家とその作品名を挙げて立て板に水、その達者な抑揚には彼女の力量が窺えた。

テレビドラマを観ることは、最近の「あまちゃん」が久しぶりのような気がする。その前は、いつだったか、どんなドラマだったか……。

「ラブコメディ」という部類らしいが、映画はこの身にして往年のめり込んだ世界であり(じっさい、日活への入社を本気で考えていた)、春野ゆきの活躍も気になる。

脚本の出来は褒められたものではなくとも、映画への情熱は本物らしいゆき。恋愛には恵まれないゆきは、守とその弟の間でどう揺れ動いて行くのだろうか。北川は今後どんな表情を見せてくれるのだろうか……。

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