新緑と瓦礫

若葉が開ききった欅の枝が、強風強雨にあおられていた。

やわらかな枝は、風にさからうことなく、吹かれに吹かれているが、立て切ったガラス戸の外の音は聞こえない。

すがすがしい新緑の波が目を愉しませてくれるだけ。

雨、ありがたい。緑、ありがたい。春、ありがとう。

こうして、心しずかに緑が眺められる。なんという贅沢。身に余る。

あの、一面の瓦礫、どうしたら片付くのだろう。それに手をつけ始めるときの、とほうもない無力感を思いやる。










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