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一日一夜

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一日一夜
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人生の半ばをとうに過ぎ、一年いちねん、蝋燭が一本ずつ消えてゆくことを感じながら、何を思い、悩み、喜び、または何を見て、食べているかについて、自分の前に流れる限られた時間と空間を言葉に替えることを通して表わしてゆきたいものです。それによって、残る蝋燭の炎の輝きを幾分とも増すことができれば……。いや、なに、そんなかたくるしいことばかりじゃなくて、目の前を行きすぎる光景を、時には正面から、裏面から、また斜に眺めてはどうかと……。

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タイトル 日 時
偏見・当世ことば事情17 「ヤバい」――“美味い”ばかりじゃなかった〈生田斗真、涙のわけは〉
「何を今さら」と嗤われるにちがいない。今やふつうの言葉となっている「ヤバい」なんて……。いや、未だ採りあげていなかったことは片手落ちというもの。久しぶりにこのシリーズに還るにあたって整理しておきたかった。それとも、既に取り上げたことがある? なにせ、前回の「偏見・当世ことば事情16 『ピザの“王道”マルゲリータ』」を掲載したのは、去年の2月27日。震災以来、言葉への興味どころではなかったのか? ...続きを見る

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2012/05/17 01:29
蕗の煮浸しを作る――食い物日記7(ゴブサタしました)
蕗の煮浸しを作る――食い物日記7(ゴブサタしました) 右手親指のつま先が、二日経った今も痛む。包丁を使えばいいものを、ご丁寧に爪で蕗の皮をむいていた。蕗という材料がどのようなものか、いままで、その葉の佃煮しかつくったことがなく、性質を理解し把握できていなかったので、ということにしよう。料理は「物理」だから。 ...続きを見る

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2012/05/08 23:03
牡丹は暦日で咲くのか――今年も去年も一昨年も
牡丹は暦日で咲くのか――今年も去年も一昨年も 桜の開花日は積算温度で決まるという。が、牡丹は違う。起稿にかかわりなく毎年同じ日に咲いているようだ。 ...続きを見る

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2012/05/04 23:57
「共時性」連休版――〔ライオン銀座7丁目店〕の符合
雨傘のしずくを気ぜわしく払い、たたみながら「ひとり、煙? 吸いません」と言って案内された席は出入り口からすぐの壁際でホール全体を見わたす位置だった。隅に追いやられた惨めさを感じたが、まあ、いい。ひとり、ゆっくりするさ。休日を愉しむ客たちのざわめきを聞き流しながら店の雰囲気を見るには、ちょうどいい場所として。 ...続きを見る

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2012/05/04 09:49
職務質問、って――無礼千万不快満腔
「警察官が警察官職務執行法に基づき、異常な挙動その他の事情から判断し、犯罪に関係があると疑われる人物などを街頭などで呼びとめて行なう質問」と広辞苑にある「職務質問」を先日、受けた……。 ...続きを見る

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2012/04/28 07:22
ことしのサクラ 三・高遠はギリギリの申し込み
ことしのサクラ 三・高遠はギリギリの申し込み いやはや、聞きしにまさる桜の海だった。ふり仰げば桜、見わたすかぎりの桜、桜。高遠の城跡全体が桜に覆われている。桜に囲まれていること、花の中を歩く心の浮き立ちを静かに感じながら、時おり思い出したように写真を撮っていた。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

2012/04/27 02:29
ことしのサクラ 二・吉野千本桜はまだ序盤
ことしのサクラ 二・吉野千本桜はまだ序盤 4月13日。終業、帰宅後に着替えて夜行バスの出発点へ。雨が降りしきる。 ...続きを見る

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2012/04/23 08:23
ことしのサクラ  一・静岡へ
ことしのサクラ  一・静岡へ 花見三昧の、この4月だった。 生き急ぐように。 「今観ておかねば」と。 ...続きを見る

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2012/04/23 01:15
伊勢の怪――カメラ受難 その三〔ファイル消失〕
伊勢の怪――カメラ受難 その三〔ファイル消失〕 母からのその後の連絡は来ない。別居している女房と、静岡の裾野市に住む弟とに現場に急行するよう依頼した後は、気もそぞろに参拝の真似ごとをしていた。朝から続いている霧雨の下。肌寒い。 ...続きを見る

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2012/04/15 10:08
伊勢の怪――カメラ受難 その二〔電池の急速消耗〕
伊勢の怪――カメラ受難 その二〔電池の急速消耗〕 今にして思えば、あれは、このたびの不思議な事態の前兆だったかもしれない。 ...続きを見る

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2012/04/15 08:47
伊勢の怪――カメラ受難 その一〔露出補正ができない〕
思い違いだろうか、光線の明度による偶然だろうか、カメラの露出補正機能が働かなくなっていた。伊勢神宮は内宮の境内でのこと。 ...続きを見る

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2012/04/11 00:13
ゴールデン・ボンバー 2――グラス酒、最初の一口
いっぱんに、受け皿にこぼれた酒をどのように扱うかで、呑み手の酒品(なんて言葉はないか)が問われる。 ...続きを見る

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2012/04/01 17:21
ゴールデン・ボンバー 1――「4杯目はダメよ」
ゴールデン・ボンバー 1――「4杯目はダメよ」 そういう名のバンドの “ゴールデンボンバー”のことではない。(むろん聴いたことはないのだが) ...続きを見る

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2012/04/01 01:19
木蓮の頃
木蓮の頃 そのやわらかな白い花をなかなか目にしなかった白木蓮。おとといだったか、電車の窓からようやく見ることができた。春告げ花の辛夷(こぶし)を追って咲く。例年より一二週間遅かったのではないだろうか。桜の開花もそろそろという時節になって、ようやく。 ...続きを見る

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2012/03/31 23:44
録音始末――クリマン「オールナイトニッポン・R」最終回
3月末で番組が終わると聞いたころ、ちょうどジャパネットタカタでラジオレコーダーを1万円くらいで売っていたのを購入し、「最後の何日か、とっておこう」と日々録音を試みた。ここで「試みた」というのは「満足に録音できなかった」の謂いである。 ...続きを見る

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2012/03/30 05:18
蕎麦は伊東で。屋号は忘れた
蕎麦は伊東で。屋号は忘れた 時代のついた染付けの蕎麦猪口が百個ほども、壁に埋め込まれたガラス棚に収められている。見惚れるほかなかった。それぞれ形が少しずつ異なり、同じ藍にしても色合いは様々。その奥行きの深さ……古手の蕎麦猪口。 ...続きを見る

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2012/03/25 11:05
指先、裂ける
また痛む。右手親指の先。 爪の端と接する部分の皮膚がパクリと2mmほど割れている。 ...続きを見る

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2012/03/20 22:43
やはり独りが、いい
「じゃ、おれ、地下鉄で帰っから……」 「あ、そうね、お元気で」――カラリと言い放たれた桜木町駅頭、すでに雨は上がっていた。 ...続きを見る

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2012/03/13 23:21
コブクロ刺しはこう食べたい
コブクロ。デュオの話ではない。もつ焼き屋のそれである。串焼きはいくらでも見かけるが、刺身はここ以外の店でまだ出会ったことはない。 ...続きを見る

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2012/03/04 10:22
夫婦相酔、焼酎は金宮
うらやましいとは思わない。いかに彼らが、彼女らが睦まじく相対していても。ああ、そういう夫婦もあるのだなという、その程度のこと。しょせん、小子には妻との縁が続かなかっただけ。ひとりは独りで、これまたじゅうぶんに満足できる在り方なのなのだから。 ...続きを見る

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2012/03/04 02:46

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