テーマ:沖縄

2018ウチナー日誌 7ーー六日目の二。フーチバージューシーの深み

これまで案内書やネット情報で聞いたこともなかった沖縄家庭料理の店『ふみや』は、入口の引き戸を開けると直ぐに靴を脱いで広い座敷に上がるような、気の置けないお店だった。腰痛、膝痛持ちの身には辛い畳の間だが、商売気のないところが気安くてゆったりできる。客は地元の友人、家族連れがほとんど。商用で来沖の内地人がささやかな接待を受けている席もふたつ…
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2018ウチナー日誌 6ーー六日目の一。雨、時に強く、みじめな一日

宿が替わる日で、目立つことは何もしていない。10時前に久米の国道沿いウィークリーマンションを出て、辻の風俗街にある次の民泊マンションに入室できる午後3時まで浮浪者のように街をウロつくことになった。 台所に中途半端に残っている野菜果物、調味料などを大雑把にまとめ、いつも持ち歩くナイロン袋に放り込む。前日は晴れていたのに全然乾くことの…
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2018ウチナー日誌 5ーーフェリーで渡嘉敷島に日帰り

那覇入り以来四日、地味な画像ばかり続きました。気分直しに “慶良間の青” をお届けします。 今回は在沖の九日間、ずっと曇りか雨でした。その中で唯一、晴れ間が出そうな予報の出た第五日目、渡嘉敷島を訪れました。 フェリーで真西に70~90分ほどのところに位置する慶良間諸島のひとつで、日帰りで行けるため、たいてい毎度訪ねています。…
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2018ウチナー日誌 4――雨中散歩、居酒屋小憩、夕方ウチ飲み慎ましく

もし那覇で暮らすようになったらこういう日々になるのかと、振り返って思うのです。 しかし一方で、毎日続けるのは難しいなぁ、飽きるなぁ…とも。 そもそも、波風なく日々を過ごすこと、坦々と生きてゆくことが詰まらなく思えてしまうので。それが一番のこととは、頭では思いながらも。悟りきれぬところです。 頭と身体がまともに動くときは…
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ウチナーで思う 4――メモ帳を失くすの記

那覇から戻った次の日の午前のこと、愕然、狼狽、落胆の数時間を味わうこととなった。参った。メモ帳がない…。 11月下旬の新聞で紹介記事を見て心動き、すぐに取り寄せた昔ながらの小型手帳の体裁で、日付が入っていない、ただのメモ帳。栞の紐が付いた細い鉛筆を背表紙に収納する。製本と表紙がしっかりしていて、手のひらにすっぽり入る大きさのため、…
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2018ウチナー日誌 3 ――終日こもってメシつくり

前夜痛飲した影響は予想どおりで、明るいうちは寝て過ごさざるをえなかった。 とはいえ「那覇でジューシーを炊いて食うゾ」という執念は強く、さらに「食わねば酔いは醒めんナァ」との思いもあった。しかし長く炊事場に立つのは辛い。 ジューシーとは何か。由来は知らないが、「雑炊」が沖縄言葉として訛ったのだろう。本土のような水気の多い「ぞう…
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ウチナーで思う 3――バーのKママに近況報告

脇道の話題ばかり書きなぐっていて、“まともなマトメ” ができません。泡盛のせいかな……そんなにヤってないのですが…。 二合瓶の泡盛「久米仙」二本目が半分残り、同じく半分残っていたシークァーサージュースのペットボトルに移してカクテルにして!持ち帰ろうとしているケチケチ旅です。 月曜午後半ばに帰浜のつもりです。大雪で飛行機が欠航…
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2018ウチナー日誌 2――街歩き。神社お参り、市場で買い物、飲み歩き

日誌つくりをサボりました。二日目のことを以前ほどあちこち活発に動けないのと同じように、頭の活動状態も低下し、疲労の回復も遅く、使い物にならぬ身となっています。 *** 那覇滞在二日目に入るに当たって、ごく早く目覚めてしまったせいかどうか、夜の思考の不思議な成り行きで、宿泊を延長することになってしまった。 「このまま予定…
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ウチナーで思う 1――天皇陛下の沖縄ご訪問 (波上宮にて、1月15日)

「思はざる 病となりぬ 沖縄を たづねて果たさむ つとめありしを」 昭和天皇の御製。お想いの深さとご無念に、ひたすら頭垂れるばかり。謹んで手帳に書き写しながら、涙止まらず。 今上天皇がご譲位を前に沖縄にお越しになることを先の報道で知った。お思いを継がれたのだろう。ありがたいこと。 保身と体裁しか考えぬアホウどもの頭に「…
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ウチナーで思う 2――悲しみ 白梅学徒隊(松山公園にて、1月17日) 

ふだんは彫像や塑像に心動くことはないのだけれど、この清楚さと慎ましさ、そして毅然とした姿と彼女たちの苛烈な日々を思いあわせれば、その隔たりと人の世のままならさに、涙が止まることはないのだった。 こちらから見上げ、少し回って見なおせばまた別の表情。 折から雨は降りしきって。 那覇では一般に梅の木が植えられることはないと、…
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2018ウチナー日誌 1ーー那覇の食堂『三笠 松山店』にたどりつくまで

愚かなことに、沖縄に向けて発つという前日に昼から飲みに出てしまい、一段落して戻ったものの、なぜか家には帰り難く、近所の『星乃珈琲店』からいつものバーの清子ママにメールを入れたら、土曜だけどやってるわヨとのことで、延々真夜中までいつもの連中と過ごす。 宿酔回復用のウコン粉末を服むのも忘れて倒れこみ、当然のことド不調の朝を迎え、14時…
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漁港の町は人通りなく、「花咲く丘に涙して」ーー沖縄印象、とりあえず

イタリア語の詞の意味がわかるはずもないが、旋律からすれば、乙女が悲しい恋を嘆く唄なのだろう。ウィルマ・ゴイクのカンツォーネに「花咲く丘に涙して」という曲があった。50年以上も昔のこと。 https://m.youtube.com/watch?v=d5yj8uCcXrM きょう、何年ぶりかで沖縄の或る漁港の町を訪ね、その寂…
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那覇滞在記 3――「エヴァンゲリオン展」と「母衣への回帰・志村ふくみ」

この夏が終わるころ、新聞に目を通していて、ハッとした。「母衣への回帰 志村ふくみ」という展覧会が世田谷美術館で開かれていた。これは去る四月、那覇にお邪魔していたときに訪ねた沖縄県立博物館・美術館で行われていたのが巡回してきたものに違いなかった。 初夏の陽気の一日、沖縄の博物館で見たもの感じたことを記しておかねばならぬと思いながらも…
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那覇滞在記 2  市場と宿を往復の日々  付:ワタシの旅行観

その土地の皆さまが昔から食べている材料を昔ながらの市場で、またスーパーで仕入れ、自分なりに三度のメシをこしらえる。名物料理を外食するのは高くつくので避けていて、「本場の味」を知らないから、気楽なのサー。 じつのところ、この身の旅は、年に一度ほどの那覇滞在がその理想形のひとつといえる。 毎度書くように、観光は嫌いだ。名所旧跡見…
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那覇滞在記 1ーー渡嘉敷島、阿波連の海

世に「震災自粛ムード」があるのかどうか知らないが、なんとなくそんな感じがする。それを打破しようなどという根性もなく、ただの近況、見たもの出会ったことを、これまでどおり坦々と挙げていこう。 日々の覚悟は覚悟として、また別のこと。 ……。 那覇行きを予約したのは4か月前のこと。むろん決行。ウィークリーマンションで5泊。 …
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那覇まちぐぁー歩き 5?ーー閑話休題。そして今は……

那覇滞在は先月の25日から30日。目にしたこと聞いたこと、食ったもの飲んだもの、思ったこと感じたこと、サボっていて書き尽くせぬうちにひと月が経とうとする今日、羽田の国際線ターミナルにまた来ている。 去年6月の末、関西空港で「ブログを取り下げろ」という、胸をつぶすメールを目にしながら向かった台北に、明朝早く発つ。めずらしく連れが、そ…
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那覇まちぐぁー歩き 4 ーー沖縄土産はフツーの食べ物

〔足立屋〕での軽い酔いに乗って、市場通りの〔ミヤギミート〕に立ち寄ってみやげ物を購入することになった。この店、毎度来沖の際に世話になっている。沖縄の人々が普通に食べていると思われるものを普通に売っているので、ありがたい。 日誌によると「タンカンジュース350 ちんすこう350 塩せんべい140 アオサ230 干ソバ200 …
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那覇まちぐぁー歩き 3 ーーうちなード真ん中の “東京居酒屋”

休日でもないのに、第一牧志公設市場市場裏の一角にある〔足立屋〕は満席に近かった。午後2時半。 半分は屋根の下、通路にはみ出した席は青天井。調理場に直結するU字形のカウンターは十数席。小さな丸テーブルが通路に二つほど、あとは調理場の周りの立ち飲みカウンターで、ユルイ沖縄だったら六、七人しか立てやしない。 内地の人間が多いようで…
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いま沖縄で 9 ーー若狭海浜公園の「龍柱」建設問題;現況と疑念、そして問題の根は深く

ハイビスカスが咲きそろう福州園。この付近には中国福建省から移り住んだ人が多いのだと、その晩に寄った飲み屋の客から聞いた。 「なーるほど、そういう背景があったのか」、現地でないとわからない事情があるものだ。 というのは、福州園からさほど遠くないところに「龍柱」を作る計画が進行中なのである。現在、土台工事が半ばの状態。 …
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那覇まちぐぁー歩き 2 ――農連中央市場で胡瓜とミカン

「農連市場に行こう!」と思いついたのは深夜のこと。着いた日の晩は、常になく早く11時ころ就寝。グッと深く眠って目が覚めればまだ1時。もう寝る気はない。飛行機の中で読んだパンフレットだったか、この市場には3時ころから売り手が集まりはじまるという記事があったのを思い出す。客は6時から10時ころに集まるのだと。 昔ながらの市民の市場。こ…
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好きだなー、ふーちばー ーー「沖縄自炊旅」のワケ

ナニ、それ、ふーちばーって? 内地の者にはわからない。ふーちばー・じゅーしー!? 沖縄に関心がない人にとっては、まるで外国語だ。 内地では餅菓子に混ぜられるくらいしか用途はないが、沖縄では、フーチバーすなわちヨモギが常食されている。独特の香りにより、山羊汁の臭い消しとして使われたり、胃腸の調子を整える薬効から、雑炊(じゅーしー…
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那覇まちぐぁー歩き 1ーームーチー買い

ゆうべからの雨とムーチーサービー(旧暦12月8日「餅食べの日」の頃の寒さ)で気分は、おととい昨日と続いた夏の狂騒から一転。予定のない “ミニ街暮らし” も区切りがついた気配だった。 といって、当然のこと、することもなく、考えも持たないので、自然に街に出ることになった。あてどもなく。 まだ9時半過ぎ。土産物屋の多いむつみ通りは…
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那覇竜宮通り、日中の顔ーー飲屋街の常に似ず

おととしの夏、先輩ご夫婦とちょうど日程が合って一夕、那覇国際通りで飲むことになり、民謡酒場でカチャーシーを初めて踊って汗をかいたあとに連れてきてもらったスナック〔みの家〕。 竹富島出身の物静かな老婦人は、穏やかな表情の奥になにか底知れないものを秘めていて、初見ではちょっと話しかけられなかった。人には易々と話せない沖縄の重い歴史をじ…
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ステーキハウスでCランチーー那覇初日。明日はどうしよう……

那覇の国際通り、北のはずれのほうにあるステーキハウス〔Rawhide〕でCランチ790円。ご飯半分。 オリオンビール中瓶が、フライに合うこと…。オキナワで飲むビールは、これに限る。 白身魚フライにかけられたタルタルソースがひんやりして、酸っぱくて、フライの油気を引き締めてくれ、これまた結構なもんだった。 思えば…
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沖縄へーー林住期から遊行期に

ヒデちゃん 今朝は三時半に目が覚めちまった。寝たのは十二時頃だったのに…。近ごろ足の火照りがひどくてね。 NHKラジオ深夜便が横浜からの放送で、ゴールデンカップスの「本牧ブルース」、かけてたよ。イイよね。淡谷のり子の「窓をあければ~」や「ブルーライトヨコハマ」にまじって。 そのあと、桐島洋子さんの講演をやってて、いつもこ…
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こちらも偏見?――「米軍トラック、事故車に乗り上げ」;テレビ朝日「報道ステーション」

11月26日のテレビ朝日「報道ステーション」冒頭、おぞましい画像が映っていた。原形をとどめない乗用車らしき車に、いかつくデカい迷彩柄の見慣れないトラックが乗り上げかかっている。加害者と被害者の構図。 (写真は「産経ニュース11月26日夜」から) が、現実の経過は異なる。乗用車は中央分離帯のガードレールにぶつかり、反対側、路側…
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いま沖縄で 7 ――県知事選挙の実態 2;虚々実々の戦いの淵源は

笑うに笑えない沖縄の現実――。次の写真。 ちょっと見は、翁長陣営による選挙妨害である。 しかし、その裏もまた十分に考えられる。沖縄は一筋縄ではゆかない。「『翁長=悪』を宣伝するための、仲井真陣営の仕業」という読みもまたできるのだから。顔が黒塗りされている劣勢の2候補を支持する者の犯行とは考えにくいだろう。 沖縄における…
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いま沖縄で 6 ――県知事選挙の実態 1 ;翁長候補の闇

今回の選挙は従来のような保革対立ではなく、「保守分裂」であるとマスコミは伝える。しかしそれは表層をみただけの単なるレッテルに過ぎない。 思考の停止と硬直。それは心地良いが、退廃と堕落に直結する。 物事は常に動く。たとえば消費税再増税の判断発表。以前は12月8日以降のはずであったが、ほぼ一月前倒しとなり、あまつさえ、それに合わ…
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