テーマ:樹木

信州奥蓼科あちらこちら ③白駒の池・苔の森ーー陰から陽、陽から陰へ。そして風邪を引き……

旅の記録を探してみると、ここは三年前の同じ頃、一泊バス旅行の最後に立ち寄っていた。もっとも、正確にいうと、この時は白駒の池には行っていない。いや、そこまでたどり着けなかった。 陽が差しこまず、湿気にみちた森がおどろおどろしいほどに生命にあふれているのに畏れを覚えながらも引きこまれ、撮影するうちに、集合時間がきてしまったので。 …
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信州奥蓼科あちらこちら ②横谷渓谷ーーガラリ一転、晴れて暑く

どうも滝というものに興味が持てず、写真の撮り方もぞんざいになってしまう。 乙女滝というが、おそよ乙女らしくもない。豪快に飛沫を散らしながらドウドウと流れ落ちる。そんな様子を写真に仕立てる気が起きなかった。同行している隣国の女性連れは、しきりに感激してスマホ動画を撮っていた。その手もあろうが、どこか安直な気がして…。 早々に立…
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信州奥蓼科あちらこちら ①御射鹿池ーー梅雨の晴れ間に陰晴定まらず

大げさにも「秘境」と紹介される森や池をめぐる団体バス旅行。お目当てにしていた御射鹿池というところは、八ヶ岳の冷たい水をここに貯めて水温を上げ、農業用水とするための人造池ということだった。 団体旅行の常で、滞在時間がわずか20分というのには参ってしまった。 じっさいに写真をとっていた10分ほどの間にも雲の動きは激しく、なおのこ…
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長梅雨のなか、鎌倉散策 2ーー報国寺、竹林は初見にて

この春、石材店で墓石の相談をしたあとまっすぐ帰るのももったいなく思えて、その近くの報国寺を訪ねたことがあった。 しかし四月も半ばというのに、あまりにも冷えこみが強く、朝から何も腹に入れていなかったので、本堂にお参りして前庭を拝見し、早々に鎌倉駅行きのバスに乗っていた。 捲土重来。 …
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信州の奥蓼科、緑巡り/iPad 速報版

旅行会社主催の旅に加わるのは、真冬の北海道美瑛白金温泉以来のようです。 日帰りのバス旅はくたびれます。同行の奥様方が皆お元気なのは、なぜ? パーキンエリアで買いこむお菓子や飴チャン、そしておしゃべりがその元なのでしょうか? かといって、クルマを使えぬ身には、これら “秘境” をこの値段(6,990円)で見て回るのは絶対に無…
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梅雨のさ中、日光植物園ーー未明の徒然に;まずは写真の整理から…

「ラジオ深夜便」で流れてくるルイ・アームストロングを聞き流しながら何のあてもなく iPad を眺めていると、先に日光から帰るときに立ち寄った東京大学の植物園でみた草木の写真に行きあたった。 ……。 昨日のこと、身体が辛くて起きていられず、さりとてただ寝てもいられない。ひと月前から撮り溜まった写真が気にかかっていた。仕方もなく…
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木の俣川を渡り、温泉場へダラダラ歩きーー板室温泉だより 2

日に何十キロも歩いていたのは昔のこと。そのつもりになれば、速歩、長距離歩行もできるのだろうが、今はのろのろと歩きながら目にとまるものをトックリと眺めるのが常となっている。 「どこかへ行く」ことよりも「目の前にある興味深いものを見逃してはもったいない」という気持ちが勝っているのか、歩くのが辛くなっているのか。いや、どちらも当…
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時季外れにてーー桜、福島の三春町 3/城山裏の桃源郷

にわか茶店の婆さまたちに「また来年くっから、元気でね~」と別れを告げ、頂上の広場に上り詰めると、思い描いていた桜の様子と少し違う。 おかしいな…と写真アルバムをさかのぼって確かめると、判明した。五年前にここから南、栃木県北端の芦野という山奥の村を訪ねた折、そこの城跡の広場と勘違いしていたのだった。芦野の「桜ヶ城跡」を訪れる者などあ…
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時季外れにてーー桜、福島の三春町 1

明日こそは亡父七七忌の帰りに居酒屋『三春』を訪ねて報告せねばと、先日訪ねた福島三春の町でみた桜を、意を決してーーと言えば大げさだがーーまとめ始めたものの、未だ半ばまでもたどり着かない。 身体に力なく、気持にゆとりなき日々が続く。次回はいつになるとも知れず……。 …
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福島の飯坂温泉花ももの里・速報板

会津若松の桜が見頃と昨夕(4月22日)の天気予報。しかし福島からの帰り道ではあれ、途中の郡山から会津までの往復二千円余はチト負担なので、往復フリーと入浴券付きで千円の「飯坂温泉湯ったり切符」で終日過ごすことになりました。 終点の飯坂温泉で降りた観光客は、わたし一人。あとは途中から自転車とともに乗ってきた老婦人、そして温泉場に勤めて…
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三春の桜、四年前

脚全体が重くてダルく、寝ているのも辛い。用足しや付き合いのための街歩きに飽き飽きした。 今、朝の五時。埼玉浦和の新しい街なのだろう、美園という土地にある駅前の東横イン。ふたつ年下の従妹が急逝し、泊りがけでお弔いにきたもの。 先月に逝った老父の後片づけも終えきれぬというのに、参った参った。 景気づけに福島三春の桜、ただし…
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昨夕からさっきまでーー放浪メシ、外と内

年金事務所でのあまりに低次元で能率の悪い事務の進め方に腹を立てたものの、なんとか我慢を通し、鰻の『竹葉亭』から流れ流れて憂さを晴らしての帰り道。 横浜・東神奈川の中華料理店、その名も『李白』では北関東弁(わたしの “生まれ言葉” とほぼ同じ)が通じるので、これからも足を運ぶことだろう。 ……。 このごろは夜の風景ばかり…
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マンネリ日程の円山公園、夜は疲れてホテルの食堂ーー幼な馴染み男女八人札幌行き 3

閑話休題。そろそろ旅の仕方を変える時期が来ているのだろう。とにかく、動けなくなった。 それは同時にこの身にとって、大げさに聞こえようが、生活の目的や方法、また日々の行動内容を変えることにもなるに違いない。 この予兆はおそらく先の札幌行きの頃からあり、冬から春にかけての旅は、以前と比べてどこか内容が疎かになり、以前…
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三日目は黄葉の定山渓で倹約旅ーー幼な馴染み男女八人札幌行き 2

冬の北海道、毎度ながら室内の暑さには閉口する。客のいない町はずれの居酒屋などでは稀に寒さを感ずることもあるが、南関東に住み、二十度に満たぬ乏しい暖房の中で過ごしているこちらのような者にとって、ホテルや食堂の暖房は苦痛ですらある。 もっともそのような感想は、旅行者の勝手にすぎず、その地に暮らし続ける方々にとっては、肉…
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松島の秋 4ーー濡れ落ち葉に心惹かれ、福浦島ふたたび

雨風が去った福浦島は、草木好きの者にとってはこたえられない森で、島内の至る所で目を惹かれながら、朝9時前から11時過ぎまでゆったり過ごすことができた。至福の時間。 松の枝ぶりと島々との重なり、紅葉し黄葉した樹々の枝の交錯具合、実生の苗がつける葉が昨日の雨に濡れて深みを増した色合い、そしてくっきりとした形。目立たぬ場所に生える山茶花…
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二日目は中島公園からすすき野へーー幼な馴染み男女八人札幌行き 1

羽田から皆そろって出発し、札幌二条市場裏の地元民ご用達食堂での昼食、観光ビール園でのあまり特色ない夕食、そしてホテル居室に集っての飲み会のあと、わたし一人別れて別の安宿に泊まり、以後はずっと別行動という、異常な同窓会旅行の顛末。 翌日、皆に宛てて送ったメールは…… (2018年10月22日 午後6時33分) 皆…
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松島の秋 3ーー福浦島は風雨強く、捲土重来を期す

前々から雨降りと知りながら、朝一番で福浦島に渡った。この島のことは松島の地に訪れてから知ったのだが、他の島々とは異なり、地形が複雑で多種多様の草花、樹木が生育しているというので、これはもう、行ってみるしかなかった。 人が通るだけの橋は先の震災で損壊したのを、有り難いことに、台湾の景勝地、日月潭の観光船業者の…
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薄氷張る年の瀬、日暮れ時ーー横浜の小机あたり

臥龍山雲松院の池には薄氷。正月の準備で忙しくしていらした和尚に伺うと、前日の寒さで張ってそのままとのこと。おそらくこの時期、池の面に日は差さないと思われる。お寺は山に囲まれており、北に開けているので。 新横浜公園のはずれにある欅の木立には落ち葉が散り敷いていた。フランス映画『仁義』で、逃げるアラン・ドロンが刑事役のイブ・モンタンに…
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松島の秋 2ーー島々の間を巡って塩釜へ

果てもなく広がる海水が瓦礫を攫いながら右から左に延々と流れ、果てることがない。異様なその光景は、こちらの心の根っこまでも否応なく絡め取って瓦礫とともに流し去り、抗うことができない。目を奪われながら涙が止まることはなかった。 名物の蒲鉾を少し買い求めながら、おかみさんがその材料にする魚や製法のこと、工場と店舗の再建についてのご苦労を…
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松島の秋 1ーー円通院、夜の紅葉

十一月のはじめ、松島の船着場近くに足かけ四日ほど滞在。 紅葉の名所円通院には初日の晩にしか入ることができなかった。昼間は混んでいて、その中にいることが気恥ずかしいが、周りが暗ければ気にならないので。 皆さまと同じことをしたいにもかかわらず、それを共にすることに抵抗があるという身勝手でひねくれた厄介な性格。それを自ら持て余す。…
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夕刻散策ーーオリオンビールから何やかや、けっきょくウチ飲みで落ち着いて

11月も下旬となった某日。 パソコンが奇跡の復活を遂げ、クラウドファンディングで手に入れた無電源USBスピーカーも驚きの音質で鳴ってくれ、気分上向いて散歩に。 日産スタジアムの周りを老人用のインターバルウォーキングで30分ほど。 十三日の月は東の空高く、夕陽がむこうの木立に沈んでゆくのは16時15分ころ。 今風の…
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箱根湿性花園の閑散ありがたくーー沼津からの帰り 2

三島、沼津をさまよった最終日は、箱根塔ノ沢の宿から仙石原の湿性花園にバスで向かい、帰りに本館の温泉を浴び、小田原で呑み食いして帰宅したのでした。 箱根山の上り口、塔ノ沢の宿を出るときは晴れていて暑くなりそうだったのに、バスに乗っている途中から雨がフロントガラスを打ち、着いてみたら寒くて、薄いジャンパーを取りだします。山は、怖い。し…
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樹々は濡れて秋の色にーーきょうの散歩

先の台風がもたらした強い潮風で、ことしのハマではもう紅葉黄葉は望めぬものとあきらめていた。桜の葉はチリチリになって色が半ば変わったところで止まり、銀杏もまた吹き付けられた南側の葉先が醜く変色しているのだから。 雨降りは夕方からという予報だったのに、寝転がっていても仕方がないと正午過ぎに家を出るときには、もう降りはじめていた。 …
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白滝公園の湧水から三嶋大社へーー沼津便り 3

駅から三嶋大社に歩くときは、正面の参道からではなく、祓所神社の前から大社の境内に入るのが習いとになっている。 今回はここで異変が起きた。それまで使っていた記録用カメラが狂ってしまったので。モニター画面が真っ白になってしまい、どうしても戻らない。いつぞやも神社での撮影中に同じようなことがあったことを思い出す。 電池の持ちが良い…
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楽寿園は静岡三島の駅近くーー沼津便り 2

沼津を目指して朝早く家を出て、熱海で乗り継ぐ。「あ、丹那トンネル抜けて函南についたら、次は三島か……ちょっと寄ってくか」と相変わらずの無計画。 「鰻食いテェな…ダメだろな、高くて。あの古道具屋でまた五寸小鉢もらっていくか。大社近くの冷房のないラーメン屋、ツブれないでまだやってっかな…」と思いは尽きない。 下らないことばかり考…
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まずは小机、雲松院へーー横浜下町10月10日午後の放浪 1

寒暖の変化について行けない。体温の調節が思うようにゆかず、前の晩からまた風邪ぎみでフラついてはいたが、寝転がっていても隣のマンションの足場組み立てほかで騒がしいので、昼メシも食わぬまま家を出たのは昨日のこと。行先など決められはせずに、足の向くまま。 ここ新横浜の線路向こうにはラブホテル街が50年ほど続いている。東海道新幹線が開通し…
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滝を観に行き、滝から戻るーー常陸大子日記 4

袋田の滝は大子の一つ南にある袋田駅の東方。駅から歩いても行けるが、今どきの皆様はクルマで乗りつける。 絶好の歩き日和だった。滝そのものより、そこにたどり着くまでの里や田畑の様子を見たかった。 ずいぶん前に独りで山を越え、滝に出たような覚えがあった。それを前もって確かめるような殊勝な心構えもない。帰宅してしばらくして、ふとした…
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夏の名残か?ーー三溪園盛夏

ここ三日ほどは乾いた空気が火照り切った身体を癒してくれるようだったが、また元に戻るのだという。 抗ったところで詮方ないので、せめて花と緑に気を移して、いっ時なりとも暑熱から離れたい。
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先月の旅ーーその1 赤城自然園 5月19日

だらしないお話。群馬栃木をうろつき廻った時のまとめができぬまま、早ひと月経ってしまいました。 樹々の緑、道ばたの草花、ひと気のない駅舎、お世話になった食堂数軒。それぞれに思い出深く、思い入れ強すぎて、四日間の体験が自分のなかで消化しきれなかった、などとエラそうな理屈も付けられるかもしれませんが、何のことはない、ただサボっていただけ…
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