テーマ:京都

友と京都で 3ーー宇治は茶の街、蓮花のころ。そういえば、試合応援に来たのだった!

三日目はこの度の京都行きの本番。昼過ぎから後輩たちの定期対抗戦が宇治の陸上競技場で行われる。 その前に宇治の街を皆で練り歩く。 平等院への参道には多くの茶商が軒を連ねる。庇の下の看板がいずれも凝った意匠で、ついつい見惚れて撮影しては皆に遅れてしまう。 相手の同志社大学には近年、体育系の学部が創設されたということもあり、…
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友と京都で 2ーー鞍馬山を登りきれぬ元競走部員が二人ほど。なさけねぇ……

大学出て永らく関西系大手ホテルに勤めていた競走部の同輩が定年後に嘱託として勤めていたところ、某大学の観光学部に招かれ教職にあったが、これがトンデモ大学。学生は大半が東南アジア人。入国管理局の手こそ入っていないようだが、怪しいらしい。また日本人学生はとにかく程度が低く、質も悪いという。嫌気がさして、二年を経ずして職を辞した。 この程…
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友と京都で 1ーー初日はひとりで街なか彷徨

予定していた京都行きの一週間前、勤めはじめた頃から世話になっていた先輩が亡くなった。 春以来、父に始まり従妹そして叔母と、月ごとに身内の死が続いていた。そして先輩、ときたものだ。 お弔いの日程が気になっていたところ、はたして、京都行きの三日目が通夜との連絡が入った。 予定を中止すべきかどうか、かなり悩んだ。世の仕来りか…
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本格の精進料理、ご馳走になるーー柄にもなく京都嵐山天龍寺『篩月』にて

半世紀以上も経て、小学時代の同級生と再会したのがこの春、恩師をお招きした会でのこと。おたがいに一目でわかる。 色々話せば、長く京都在住という。これは好都合。 このほど、所用で同地に数日滞在することになったので連絡すると、数時間なら会えるという。 口数は必ずしも多くはない。深い事情あって、昔から苦労している男なのだ。こち…
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京都でボチボチ泣きごとばかり3ーー『新福菜館本店』、細モヤシのこと等々

「きょうは朝ラーでいくか…」と駅の近く、宿から線路を越えてすぐの『新福菜館本店』に入ったのが朝の九時過ぎという大寝坊。気分が優れなかったのは、めずらしく前夜遅くに寝酒などしてしまったもので。 その店名に加えて駅裏という場所からして何かひかれるものがあって、以前から訪ねてみたかったのだが、有名な店らしくて行列のないときがなかった。も…
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京都でボチボチ泣きごとばかり2ーー立ち飲み屋でへこたれ、寺町通り『鳩居堂』で回復

先月、雪の会津からの帰り、次の京都行きにあたって計画らしきものを立てようとしていた。が、すこし考えたら、それは無意味であることを覚った。そもそも名所旧跡を “観光する” のは主義ではない。人混みも嫌いだ。そして今回の日程は、「ウォーク大会仕様」のために週末なので、なおさらそういった方面に足を向けるのは辛い。 初日の昼、『萬福』のラ…
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京都でボチボチ泣きごとばかり1ーーきのうのラーメンは四条烏丸『萬福』

はじめは日に10~30キロ歩く大会に参加するつもりでやって来た京都。足の具合が思うに任せず不参加とした。せっかく取った安宿と安旅費をフイにするのもシャクなので、遊びに切り替えたものの、それにしても情けないことに、昨日今日と13,000歩ほどずつ市内をブラついただけでクタクタの体たらく。もう、アキマヘン。冗談ではなく、「あと2、3年で旅に…
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梅田駅にて――ねじれた空間

またもや陥ってしまった。酩酊した挙句の閉所恐慌状態。 夕刻の大阪梅田。天王寺から地下鉄に乗って、降りるまでは問題なかった(と思う)が、梅田の駅からどうしたら外に出られるか分からない。人の流れが目に入らず、駅の表示が見当たらず、どちらに進んでも駅から出られない。視野が狭まるのだ。見えるものは目の前にあるものばかりで、それさえもたしか…
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京都国立博物館「シルクロード 文字を辿って」展に寄せて

白樺の樹皮に書き付けられた経文の断片。木簡に書きとめられた文字。それらはとても文字としてとらえることができないものだった。発見されたのはロシアの探検隊によるもので,十九世紀以降の模様であった。それにしてもその執念には敬服するばかりである。今となっても時代が下っては,漢字で書かれた長大な巻物の経文。ついには,紺地に金泥の文字で書かれた経文…
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京都市役所脇〔呑津吉〕――呑み屋の寂び

真昼間から開いている居酒屋が、京都市役所と道を隔てた左側の一隅にあった。入り口にある品書きを見ると、ごく普通の惣菜が安価に食べられる。 すでに昼時を過ぎていた。喉が渇いていた。 二十品ほどの手軽な肴が三百円。青菜と油揚の煮物、竹輪揚げ、いかの塩辛、もずく……。各種串揚げ一本八十円。食事もできる。玉子かけご飯などが品書きに載っ…
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日射の下――京都御苑、白い道

晴れ上がった京都の空の下、御苑は果てしなく広がり、御所の塀は歩いても歩いても、ずっと先まで伸びていた。一歩ずつが蟻の動きかと思われるほどの歩みでしかなかった。優に六車線分はあろうと思えるほどの砂利道の照り返しはひどく、進まぬ歩きに難儀した。人通りは稀。不釣合いなその拡がり。 東京の皇居前の広場など比べ物にならない広さと長さ…
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〔明治屋〕再訪

白い綿雲がいくつもいくつも浮かぶ青い空。風鈴が心地よい音色で鳴り続けている。家中開け放ったなかを吹き抜ける風がありがたい。雲たちはじっとしているようでも、少し目を離していてまた見ると、その位置と大きさを変えている。青空に白雲であることに変わりはないが。 二年ぶりにおとずれた大阪阿倍野の〔明治屋〕のことを思い返している。焼酎の酢水割…
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初夏京都行 三

二日目午後……洛北から五条手前までバスで下り、裏町をたどって清水寺に行こうとした。どうして清水寺で、知恩院ではないのかという問いは空振りに終わる。「ただ何となく人が集まっていて、土産物屋が並んでいて、町の風情があるかな…」という程度のミーハーなのだから、こちらは。 お寺のだいぶ手前でバスを降りて町並みをそぞろ歩くと、古びて…
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初夏京都行 二

二日目……旅先であっても、いつもと同じように五時半に目が覚める。少し開けていたカーテンから朝の光が満ち溢れてくる。だが、パソコンを持ってきているはずもなく、何もすることがない。朝風呂を浴びるほど寝苦しかったこともなく、朝食の支度をする必要もない。ベッドに横たわったまま、天井を見つめる。しばらく前に求めたこの街の案内書で、ビーフカツ・サン…
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初夏京都行 一

初日……この前に京都を訪ねたのは七,八年前の春だったろうか。新幹線を降りると、ムッとくる蒸し暑さだった。はじめから半ズボンをはいていたので,汗が出ることはなかったが,とにかく湿気が強く,息苦しいほど。 その土地の人たちにとっても,暑さは相当なものであったという。出入りする店ごとに,今日は特別に暑いといっていた。漬物屋,おばんざいの…
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