札所「観音院」を訪ねるーー秩父訪問余話 6
宿と町の居心地が良かったので「もう一晩お世話になるか…」と若い女将さんに尋ねてみると、幸い空きがあったので、素泊まりでお願いした。
気持ちと時間にゆとりができた。丸一日かけて札所31番の観音院に行けるという贅沢。贅沢のついでにバスで行ってしまおう。停留所からお寺までさらに3キロ近くあるから、まあ許されるだろうと思って。
何年か前に山門から本堂まで、くねくねと折れ曲がる急な階段を上った記憶がある。般若心経の文字数ほど、276段ともう少しであったか。その日はたしかもう一か寺、小鹿野から秩父に少し戻ったところも巡ったはずなので、上り下りで精一杯だったろう。
今回は階段の途中に点々とある歌碑をじっくりと見ることもできる。お寺への道筋の景色もゆっくり眺められるわけだ。
世の中で見られる風物、得られる思いは数限りない。町の中、市の中、県の中、日本国中。出会う人、見るもの、考えるべきことは、時により所により無限にあるので、ほかの国に行っているヒマなんぞないのだ!(「そりゃあ貧乏人の僻みだろうに」と自ら嗤う)
ーーと、ようやく「余話」でなく「本編」を記すべきところ、集中して物事をまとめる力がない。この秩父行き記録の無秩序、ハチャメチャさ加減に安んじて、見たものだけを挙げ、今回もまた気抜けした旅の記とせざるを得ぬ情けなさ。
「秩父の札所巡拝55回、なお更新中」というのには舌を巻く。
ようやく石段が終わる。
山蔭や 烟の中に 梅の花 闌更翁
ご朱印をいただこうとしたものの、ちょうど昼どきで、弁当を使っていらっしゃる様子だったので、しばしあたりを散策。しかし、終日日が差さぬあろうこの場所は、冷える。
寒し。湿度高し。
秩父の札所専用のご朱印帳を購入して、二度目の札所巡りに入るかどうか迷った末、「来年は遠出を控えてこちらの札所ゆっくりまわるか。前回のように頑張ることなく、写真を撮りながら」と思い定めて、あらためて帳面を頂くことにした。
平成参拾年拾月拾六日。二度目の巡拝、ここから始まる。
気持ちと時間にゆとりができた。丸一日かけて札所31番の観音院に行けるという贅沢。贅沢のついでにバスで行ってしまおう。停留所からお寺までさらに3キロ近くあるから、まあ許されるだろうと思って。
何年か前に山門から本堂まで、くねくねと折れ曲がる急な階段を上った記憶がある。般若心経の文字数ほど、276段ともう少しであったか。その日はたしかもう一か寺、小鹿野から秩父に少し戻ったところも巡ったはずなので、上り下りで精一杯だったろう。
今回は階段の途中に点々とある歌碑をじっくりと見ることもできる。お寺への道筋の景色もゆっくり眺められるわけだ。
世の中で見られる風物、得られる思いは数限りない。町の中、市の中、県の中、日本国中。出会う人、見るもの、考えるべきことは、時により所により無限にあるので、ほかの国に行っているヒマなんぞないのだ!(「そりゃあ貧乏人の僻みだろうに」と自ら嗤う)
ーーと、ようやく「余話」でなく「本編」を記すべきところ、集中して物事をまとめる力がない。この秩父行き記録の無秩序、ハチャメチャさ加減に安んじて、見たものだけを挙げ、今回もまた気抜けした旅の記とせざるを得ぬ情けなさ。
「秩父の札所巡拝55回、なお更新中」というのには舌を巻く。
ようやく石段が終わる。
山蔭や 烟の中に 梅の花 闌更翁
ご朱印をいただこうとしたものの、ちょうど昼どきで、弁当を使っていらっしゃる様子だったので、しばしあたりを散策。しかし、終日日が差さぬあろうこの場所は、冷える。
寒し。湿度高し。
秩父の札所専用のご朱印帳を購入して、二度目の札所巡りに入るかどうか迷った末、「来年は遠出を控えてこちらの札所ゆっくりまわるか。前回のように頑張ることなく、写真を撮りながら」と思い定めて、あらためて帳面を頂くことにした。
平成参拾年拾月拾六日。二度目の巡拝、ここから始まる。























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