とどの詰まりは毎度の焼きトンーー夏の梅林 3

大倉山公園からまっすぐ帰ればよいものの、最近できたらしい大型スーパーの品揃えを確かめがてら涼むうちに「大倉山もつ肉店」の開店時間が過ぎており、しょうがねぇなあとニヤニヤしながら、店までの道を辿るのであった。バカは死ななきゃ治らない。

いまを去る七年前。東日本大震災の起きたその日、職場の状態が夜になってようやく落ち着き、街灯の消えた綱島街道を日吉から下る家路をたどると、鶴見川の南側は電灯が点っている。「もう大丈夫」とホッとして目指したのが、ちょうど我が家への近道の途中にあるこのお店。

携帯ラジオのイヤホンでニュースや中継を聞きながら、晩飯がわりに立ち飲みしていたと、今となって白状申します。

あの晩もこの晩も、客はいつも変わらず静かだ。

無言で串を焼く主人のニヒルさも変わらない。

それにしても、ここは初めてらしいゴツい兄ちゃんたちが「ねえ、カシラってどこなの?」と、いつのまにか嫁さんをもらったらしいお店の若い衆に尋ねているのには参った。あんたら一体、何年酒のんでるの!

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(サッポロ黒生瓶大700×2、トマト200、カシラ100×2×2、お新香200)







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