横浜本牧三溪園、年始の四日ーー『江戸清』ちらし寿司(並)の深さ、ありがたく…

べつに暮れも新年もないノッペラボウな暮しの身。そういえば三が日というものがあり、明けたこの日、いつもの三溪園をいつもどおりに訪ねてみることになった。

常ならば園内を拝見したあとにバス通りにもどり、寿司と蕎麦の『江戸清』で一杯やる。が、この日は洗濯が長引いたのか、家を出るのが遅れていた。横浜からバスで本牧に着いたのがちょうど昼時。腹がへっていたので、まずはこちらの店で飲み食いしたあとに庭園を巡ることとなった。

それにしても、江戸清のちらし寿司(並)1,050円はお値打ちで、貧乏飲んべえには毎度ながらありがたい限り。蒲鉾に施した包丁目と細工、繊細な錨の形に整えた酢生姜漬。なによりも寿司種の確かさは、小肌の締め加減、鮪の舌触りの滑らかさにあらわれる。ふだんは鮪の刺身など注文することはないこの身にして、別皿での追加を頼もうかと思ったほどの上品な味わいとトロみで、「エ! 鮪って、こんなにうまいものだったっけ」と驚くのだった。さらに平目は大ぶりに切りつけられて充実し、海老も蛸も食べ応え充分なので。とりわけ、寿司飯の上には丁寧に干瓢や刻み海苔、さらに、ちらし寿司にには意外な擦り胡麻も加わる。上質の奈良漬が添えられて、ご飯の頂き方として申し分ない。こうした寿司種と寿司飯、それをつなぐ具という理想の酒肴がこの価格で口にできるのは、幸せというほかないではないか。

ーーちらし寿司の味わいかたは様々で、奥深さも限りないのに、それに合わせてさらに旨みを増すべき酒が、もうあまり飲めなくなっているのが悔しい……。

バス通り沿いとはいえ、浮ついた観光や行楽の客はいないし、躾の悪い子供もいない。安心して燗酒をちびちびやれるのが何より有り難い。


『江戸清』
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140106/14001585/

画像


画像


画像


画像


画像


画像


画像


画像


画像


画像


画像


画像


画像


画像


画像


画像


画像





ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック