青森八戸つれづれの記 2ーー記憶は幻?

なんの脈絡もなく、順序も無視して…。

最終四日目の昨午後、図らずも青森の駅を目指していた。帰りの新幹線は19時06分の八戸発であったが、それまでこの街で時間を過ごすことができなくなっていたので。

昼飲みするのに適当な店に行きあえず、何より、飲む気になれない体調でもあった。予約した列車の時間を変更するのも癪で、「青森に行けばまた気分も変わるかも知れない」と考えるほかなかった。

片道3,650円の新幹線代を気にかけることなく、楽々と乗れてしまう「大人の休日倶楽部パス」は、孫悟空の筋斗雲のよう。

全線指定席の新幹線ではあっても、盛岡と青森の間は乗客が少ないので、指定券は要らない。じっさい昨日、八戸からは1両に5人ほどしか乗っていなかった。

話はまるで変わる。

ある記憶がどの街でのことであったか、思い出せない。そんな事態が生じてしまった。これは、ヤバイ。

これまでも、ふと頭に浮かんだ街の一隅が例えば富山であったか鹿児島か、はたまた金沢の裏街だったか、にわかには思い出せないようなことはあったが、前後の状況などをすこし考えれば解決していた。

ところが青森滞在以来、場所を特定できないまま頭に残っている記憶がある。

したたかに酔ったあと入ったラーメン屋で、締めにするどころか主人の婆さまとカウンターに並んでまた飲みはじめた。果てはそのお友達の経営するスナックに流れ、翌日の仕込みがあるからと別れたのが二時過ぎだった。

ーーそれがどこの街でのことだったか…。青森駅に到着し、歩きはじめた時に蘇った記憶。

二軒の店と宿の位置関係からすると、いつかこの街に滞在していた時だろうと推察された。

ところがそれを実地に確かめようと、宿の場所から逆にスナック、ラーメン屋を辿ろうとしたが、どうしても行きあたらない。

記憶の中では二軒と繋がっている喫茶店は見つかったが、ラーメン屋はない。店をたたんだか。ではスナックへと思ったものの、場末の街の歩道は舗装がひどく、スーツケースを引きまわすのに難儀していたので、あきらめることにした。

もやもやが解消せぬまま帰宅。一夜明けて前回の青森行きの記録を繰ってみたが、そういう記述は見当たらないではないか。老婆がコーヒー豆を挽いてくれる喫茶店『フォーション』にはたしかに寄っていたのだが。

幻のはずはない。では、あれはいつ、どこの街だったのか…。

参った。

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