珍しいことに昼食少酌の後まっすぐ帰宅!ーー鎌倉逗子てくてく日記 三日目

前日に比べれば、やや爽快な目覚め。鎌倉駅前での晩酌を早めに切り上げ、宿泊先の夜間カフェを担当する女性の魅力あふれるお誘いにもかかわらず、寒いシャワーを浴びたあと眠くなって、直ぐに寝てしまったので。

真夜中過ぎに地震あり。それに続いて共用洗面所でドライヤーを使う無神経なヤツがいた。オメェ、他人の迷惑を思わぬか。そいつが置き忘れたと見られるメガネを早朝に見つけたので、警告書を丁寧に書き、メガネの下に挟んでおいた。

晴れている様子なので、ごく寒い中、廊下の端の窓辺から海を望むと、富士の峰が見えた。急いで部屋にカメラを取りに戻る。

朝飯が素朴で旨い。ふつうの食べ物が一番ありがたい。凝ったもの、美味しいものなど不要。あたりまえのものを気取らずに拵えてくだされば、それで。

それは体調によるところが大きい。絶不調だった前日朝の主菜は鰆の塩焼きだったが、醤油をすこし多めにかけ、栄養を身体に取り入れるので精一杯。写真を残す余裕すらなかったので。

炊事場担当の方が、後ろのお寺の裏山から富士がよく見える、神奈川百景の一つだなどと勧めてくれたので、チェックアウトを早めに済ませて階段を上った。なるほど見事な姿が拝めたが、愛機は望遠機能が弱いので、悲しいことに冴えがない。

材木座の砂浜に戻ってしばらく遠くを眺め、バスで逗子に移動してからも海岸に出たが、凪いだ海にはウインドサーフィンやスタンドアップパドルを楽しむ方々が優雅に過ごしていらっしゃるのが見える。

思えば、山国で育った我が身が初めて見た海は、この海岸だった。小学生のころ母が連れてきてくれたのだろう。父はいつも仕事だったから来ているはずはない。それとも当時からこの地に住まわれている先生が、同級生と共に招いてくれたか。よく分からない。

幼い娘たちに初めて海を見せたのもここだった。三十年以上も前のこと。覚えてはいるまいが、写真は残してあるぜ。

そして年老いた今、砂浜に座り込むと、立ち上がるときに腰が痛いので、立ったまま iPad を操作していたのだが、一時間ほども何をしていたのだろうと、その日の Facebook を振り返って見てみると、以前投稿した一文を訂正していたようで、我ながらなんとも律儀なことには呆れるばかり。

昼どきを回ったので、逗子駅前のラーメン屋に寄ってから帰ろうとしたが、あいにくお休みか、店舗はあるがシャッターが降りている。しかし、いまになって念のため検索してみると、食べログにも地図にもそれらしい店が載っていないーーということは、閉店したのだろうか。ずいぶん昔から入りたいと思いながら果たせずにいたのだが…。ラーメンとワンタンくらいしか出さない店だったと思っている。

仕方もないので少し戻って、中華屋風の店名の食堂に迷わず入店した。『仙満亭』。

この土地柄からして米軍関係だろうか、三家族ほどの連れがまとめて入ったばかりだった。そのほかみな通いなれた風の人々。老いも若きも。隣の席は英語を話す二十歳前の男女が深刻な顔をしてカツカレー大盛りとカツ丼を前にしていたし、競馬新聞を手にしてふらりと入ってきた老人は、献立表も見ずにサンマー麺を注文していた。

え? サンマー麺とは何かですって? ま、写真のようなものです。話せば長いので、今夜は止しておきます。ご想像ください。

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