こちらも偏見?――「米軍トラック、事故車に乗り上げ」;テレビ朝日「報道ステーション」

11月26日のテレビ朝日「報道ステーション」冒頭、おぞましい画像が映っていた。原形をとどめない乗用車らしき車に、いかつくデカい迷彩柄の見慣れないトラックが乗り上げかかっている。加害者と被害者の構図。
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(写真は「産経ニュース11月26日夜」から)

が、現実の経過は異なる。乗用車は中央分離帯のガードレールにぶつかり、反対側、路側側に吹っ飛んでいったところに、直進してきた米軍のトラックが衝突したのだった。

トラックの方は、いい迷惑である。東名高速の下り線厚木インターチェンジ付近、雨の降るなか、突然目の前に現れた車など避けようがない。

画像の怖いところである。ニュース番組の冒頭にその画面が長々と、事故の経過を少しずつ説明しながら、その軍用大型トラックの特殊性を説明する軍事専門家のもっともらしいが本筋にはかかわりない説明などをおり混ぜながら、流れつづける。

「米軍トラック、普通に走ってますね。高速でも」というトラック運転手の言葉も。そりゃ走るだろう。日本に駐屯しているのだから。

むろん、被害に遭った乗用車の動きも、はじめ自らガードレールに接触したところからトラックの前に飛び出すまで、仔細に解説された。米軍車の罪ではないという言い訳に。

が、視聴者の目に焼き付くのは「虐げられた乗用車」の図である。強者の米軍が弱者の日本人を殺した、と。まるで、S. スピルバーグ監督の出世作 “激突!”(1971年)の得体のしれない恐怖を視聴者に抱かせるような事故場面の構図。
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そこにはテレビ朝日、その後ろに控える朝日新聞が米軍を忌み嫌う意図が強く感じられてならなかった。ニュース番組の冒頭、数分をさいて報道すべきなのか、このような単なる交通事故を。イメージ報道の極みではないか。

古舘アナ、恵村キャスターのコメントは、一切ない。そりゃそうだろう。

見世物としての“ニュースショー”。「反基地」のダシにされた交通事故。事故に遭われた方々、そのご家族はどう思われることか。

たんにブログ子のテレビ朝日に対する偏見かどうか、知らない。


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