ユイちゃん、ついにハジける!――『あまちゃん』第25週「おらたち、いつでも夢を」第2日

ドラマも大団円に近づいて、ユイちゃんがついに本気モードに切り替わり、アイドルへまっしぐらのスイッチが入った。

北鉄「お座敷列車」での“潮騒のメモリーズ”以来、アイドルになりたくてなりたくて、しかしその機会ごとに様々な事件にぶつかって東京に出られずに、アイドルデビューを諦めざるを得ず、ついには震災ですっかりその気も萎えてしまったようで、スナックの手伝いのままドラマを終えてしまうのかと思われ、「何だか後半、お父さんの病気とお母さんの家出いらい、不完全燃焼だったなぁ。綾野剛との仲良し報道がマズかったのかナ」という感もあった橋本愛のユイちゃん。
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被災地のチャリティー活動に来ていたGMTの面々のふがいなさに毒を吹きまくる。「ってゆうか、あのレベルでテレビとか出れるんだね。〇〇なんて思ってたより普通ってゆうか若くてかわいいだけ? 〇〇は性格悪そうだし、〇〇はキャラだけ!!」――“腹黒ユイちゃん久々に復活”との語りが入るほど。

つづけて、「ずば抜けてかわいい子もいないし、ずば抜けて歌がうまい子もいない。アイドルとしては限りなくCに近いB級。“地元に帰ろう”ってより、おまえらが田舎に帰れって感じ」そしてついに、「あんなのでアイドルってちやほやされるんだったら、潮騒のメモリーズのほうがよっぽど可能性あると思うな」と本心が顔を出す。

アキ、夏ばっぱ、ユイの兄、琥珀の勉さん、そしてマネージャー水口は、「これは良い方に向かってきた」とユイの怒りの行き着く先を期待し、煽り立てる。「ユイちゃんなら?」「やろうよ」「やればいいのに」……。

ユイは迷う。揺れる。「やりたいよ。やれないよ。……やりたいよ、でもやれないよ」

そして兄のヒロシが、いつになく強く野太い調子で「ヤレヨ!」。間髪を入れず「やるよ!!」。――相手のことを思いやりながら、いつもソリの合わない兄妹というものの共鳴か。脚本がウナっている。

これで決まった。

じつは、ユイは本気で復活の道筋を胸に描いていた。再結成からお座敷列車までのストーリーをまとめたものを「潮騒のメモリーズ現象 第二章」としてノートに記しておいたのだ。

〇2011年8月17日 アキちゃんの強い呼びかけにより潮騒のメモリーズ再結成 決定!!
〇秋祭りで焼きそば売り上げ最高記録
〇ユイ“ミス北鉄グランプリ!!”他の候補を圧倒的な力で引き離す
〇ユイのために(アキちゃんのファンも)全国からたくさんのファンがやってくる
〇この日のことは地元新聞で大きく取り上げられる。※でもこれはまだ完全復活でないので、あまり目立ちすぎない。
……等々、細心綿密である。

アキに言う。「ゴメン。わたし、ウソついてた。ぜんぜん、あきらめ切れてないし、ぜんぜん、ふっ切れてないし。……いつも、めんどくさくてゴメンね」。

「おかえり、めんどくさいユイちゃん」

「ただいま」
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いつもすまし顔で何を考えているかわからず、しかし、いったん切れて吠え出すと収まりがつかなくなるユイにぴったりの、本日の展開。愛ちゃんファンもこれからは安心して観ていられるだろう。あとは結末目指して一直線の電車道だ。(あ、北鉄は電車じゃなくてディーゼル車だった j )


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