犠牲者追悼――新聞の一覧から

大槌町。岩間タエ79。岩間サダ78、岩間勉76。岩間真由美48。はじめのお三方はご姉弟だろう。歳の近い三人、いっしょに住んでいらしたのだろうか。真由美さんはそのどなたかの娘さんか。お一人くらいは体の具合が悪い方もいらっしゃったのではないか。さぞかし苦しい思いをされたであろう。今回の犠牲者の多くに共通するのは、体幹部に強い圧迫があったことによるという。

大槌町。岩間さんに続いて、小國榮治81、小國元子71、小國ヒロ子66、小國幸子61。これはどういう方々なのだろうか。ご一家、生き残られた方はいらしたか。とすれば、どのように生き別れ、死に別れたのだろう。助かったのは、働いている人、学校に通っている子供たちだったか。その人たちは避難所に暮らしているのだろうな。

大槌町。さらに続いて、鬼原啓子29、鬼原壱11、鬼原凛10、鬼原環5。憐れ、若い母と幼い三人の子はともに流されて亡くなった。あの時間、午後2時40分ころ、壱くんと凛ちゃん(くん?)は学校から帰っていたのだろう。津波に遭遇して、子を思う母親の気持ちは、いかばかりだったろう。

やっと休日にたどり着いた朝、新聞を眺めていると、5月10日以降に身元が判明した方々が氏名順に載っていた。同じ姓が続くのは、よくある姓ではないならば、親族であろうと思いながら、お名前と年齢を読んでいると、涙がこぼれてきて、小さな声で泣いていた。久しぶりに長女が泊りにきており、起き出したようだが、涙はメガネの枠にかくれて見えないだろうから、流れるままにしていた。




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